反響は‥、あった!
チラシをまいたすぐその日に電話が鳴った!すごく驚き、うれしかったことを覚えている。自分が作ったチラシを見て、お客さんが連絡をくれる。ついこの間まで学校の先生をやっていたことを考えるとビックリだ。これでようやく資本主義社会の人間?として受け入れられそうだ。
チラシは毎週、エリアを決めて3000〜5000部まいていった。
千葉市内の主要な新聞販売店を10件近くピックアップし、そこへ直接チラシを持込み、新聞折込として配布してもらう。2,3ヶ月で市内主要エリアを網羅していく戦略だ。そう書くとかっこいいのだが、一回にかける宣伝広告費をおさえようというケチケチ作戦である。
商売の支出上、宣伝広告費のしめる割合は大きい。お金をかけないためには、すべて自分でやることだ。教員時代にためた貯金とわずかな退職金しかなかった私にとって、宣伝広告費をいかにおさえるかは、かなり重要な課題であった。
B4サイズ5000枚のチラシを撒くのにどれだけの経費がかかるのか?紙代・インク代・配布代‥、ざっとトータルで2万5千円だ。月に4回で約10万円。大きな規模の会社なら微々たる出費だろうが、家族をかかえ、この間まで公務員として手堅く給料をもらっていた人間にとって、実るとも限らないことに月10万円をかけるのは、かなり抵抗があったことは確かである。まさに身をけずる思いであった。それだけに反響の電話は、涙が出るほどうれしかったものである。
しかし、不動産の仲介は1回電話が鳴ったらから決まるほど甘くはない。反響はあるのだが、なかなか成約に結びつかないのだ。
このままじゃ数ヶ月先で貯金が底をついてしまう‥。このまま「あ」屋はくち果てるのか‥。
------------------------------------
初契約の日はなかなか訪れてこなかった。考えたらもっともなことである。月に多くて2万部のチラシしかまかないのだ。
商売はすべて「見込み客」をどれだけ集めるかで決まると言っても過言ではない。マーケティングの「ま」の字も知らない、教師上がりの男が少々チラシをまいたぐらいで契約が決まってしまったら、こんな楽なことはない。
このままではジリ貧だ。ここはガツンと資金を投入して広告を打つか?しかし無理して自滅しては元も子もない。相談しに行った先で、知り合いの業者はポツリ言った。
「‥長く続けることだよ。」
確かにそうだ。やるべきことは続け、じっくり結果を待とう。しかし、ジッと待つのは非常に苦手な分野である。気晴らしと家計の足しに、なにかバイトでもやろうか‥。
考えたあげく、昼の開いた時間は、なるべく本を読むことに。夜は「運転代行」のアルバイトを始めることに決めた。
運転代行の仕事をご存知だろうか。酔っぱらいの代わりに車を運転し、車とお客を自宅まで届ける仕事だ。まともに接客業を経験したことのない私にとって、この仕事は大変興味深く、勉強になるものであった。
別に仕事に対する「抵抗感」というものはなかった。そんな仕事できないよ、という人もいるだろう。仮に、大企業でいい給料もらってきたサラリーマンが、関連した分野で独立開業したものの、サッパリだったら同じことするであろうか?おそらく彼らはプライドがジャマしてできないのではないだろうか。
私は学校の先生だった男だ。教室の中で子どもを教えることしかできない、そう、とても小さな世界で同じことをくり返してきただけの男であった。だから自分で「稼ぐ」ということにとても興味があり、別に仕事そのものにこだわりはなかった。何でもやってみたいクチである。
不動産で食べられるようになった今だが、やってみたい仕事はいくらでもある。それはたいそうなことでないのだが、やけに気になる仕事なのだ。
ビルの警備員。真っ暗なビルの中を、懐中電灯片手に歩いてみたい。
高層ビルの窓ふき。命綱に身をまかせ、ユラユラしながら上から降りてみたい。
トラックやバス、トレーラーの運ちゃんになって、自分より、はるかに大きなものを動かしてみたい。
探偵の仕事もおもしろそう。浮気調査の尾行なんて、ドキドキしながらやれそうで、大変興味深い。
こんなこと書くとバチあたりであるが、ホームレスもやってみたい。ダンボールの家で寝泊りしての、その日暮らしも悪くないと、本気で考えているところがある。
公務員をやめて家族に大迷惑をかけた身なので、今後はあまり身勝手なことはできないが、コッソリと、より自由な生き方を模索しているのであーる。
------------------------------------
運転代行を始めて、のらりくらり?した生活が始まった。
週に一度、5000枚程度のチラシをまき、ヒマな日中は読書。夜はバイト。
本格的な読書は、かれこれ小学校高学年以来だ。元々私は読書好きであり、文章を書くこともきらいではなかった。中学校以降、勉強・スポーツ・アゾビ?に追われ、本を読むことから、スッカリ遠のいていた。
実は、起業してから、「あ」屋がスパーク!?するまでに読書した時期が、その後の私の人生を決めたといっていいくらい、貴重なものになっている。
独立起業したものにとって、毎日がストレスとプレッシャーとのたたかいである。経営者たるもの、体力的にも精神的にもタフでなければならない。マーケティング力や営業力も必要だろうが、まずは精神的な気構えができてないと、人生そのものを乗り切っていくことはできない。そうした意味で、経営本はさることながら、哲学・精神論的な本をむさぼり読んだものである。
その中で、数冊の本との運命的な出合いがあった。まさに本の中にすべての答えがあったのだ。本を読み、それを実践し始めて、私の商売は、劇的に好転し始めたといっても過言ではない。
ここで、その数冊を紹介したいところだが、やめておく。本は紹介してもらうのではなく、見つけるものであるからだ。私に役に立ったものが、アナタの役に立つとは限らない。
「求める意識」をもって、本屋へ行こう。別に図書館でもかまわない。よく本代くらいは、自腹を切れというが、そんなことない。借りて読んだって、すばらしい出合いはある。要は、強く求める気持ちがあるかということだ。その気持ちをもって、たくさんの本の前を歩くと、不思議と手の伸びるものがある。そんな偶然かつ必然的な本との出合いこそが、その後の人生に大きな影響を及ぼすものである。
------------------------------------
チラシをまき続けて半年した頃だろうか。そのころから結構電話が鳴り始めた。千葉市内をいくつかのエリアに分け、3ヶ月程度で各エリアを一周するようにまき続けたので、ちょうど市内を2周したくらいである。
初契約のお客さんは、投資物件を探していた人であった。チラシの中にも投資物件をのせていたのだが、意外と投資物件には反響があったのだ。
記念すべき「あ」屋第一号契約であーる!
不思議なもので誰かが動き出した時は、まわりの人間も同様に動き出しているものだ。チラシを見た!というお客さんから連絡があり、立て続けに契約がまとまった。
夜のバイトからもお客がつき、契約につながったときには「何でもやってみるもの」と思ったものだ。横のネットワークというものはあなどれない!動けば動くほど、ネットワークは広がるわけだから、運のいい生き方をしたいなら簡単だ。まず「行動すること」これにつきる。
行動することそのものが苦手な人は、思い切って引越して環境を変えることだ。同じ場所にいて、同じ人間とつきあっていてはネットワークも広がりようがない。引越ししてしまえば、イヤでも環境が変わる。そこから変わっていく何かかが必ずある。「あ」屋そうさは、そうやって運をつかんできたといっても過言ではない。
【行きづまったら、環境を変えよう!】
その後も、ポツリポツリと反響は増え、やっと不動産屋らしくなってきたその時‥、
事件は起こった!!
------------------------------------
それは突然の電話からだった。
相手は、「社団法人首都圏不動産公正取引協議会」と、なんとも長ったらしい名を名乗った。
「おたくのチラシに問題があると、匿名で連絡がありました。事情聴取をしたいので、出向いてください。」
なんと!公正取引委員会の嘱託機関である、不動産専門の公取からお呼び出しがかかったのである。、「社団法人首都圏不動産公正取引協議会」を称して「シュトコー」と呼ぶらしい。高速道路ではないのでアシカラズ‥。
当時私が「画期的だ!」と自画自賛していたチラシが、シュトコーに目をつけられてしまったのだ。
当時の私は、不動産専門の公取があることすら知らなかった。とにかく公正取引委員会がらみということで、私はあせりにあせった。お上にお呼び出しをくらった、かなりヤバイことになったとあわてたものである。
------------------------------------
緊張の面持ちで私は、シュトコーに出向いた。
私は刑事ドラマで取り調べに使われるような、小さな部屋に通された。間もなく今件を担当している人物が現れた。彼はそれこそ警察のように一つひとつ質問を始めた。感情が表に出ない、なんかイヤミな感じの男である。四角い顔に冷たい感じなので「ぬりかべお」とでもしておこう。
かべお曰く、どうやらチラシ上に誤解を生じる表現があるという。なるほど、説明を聞けば納得できることばかりだ。かれこれ小一時間は話し、そろそろ帰してもらえるかなと、あわい期待をいだいたその時、かべおはポツリと言いはなった。
「では、後日開かれる事情聴取会に出席してもらいます。日は追って連絡します。」
「なぬ!?」
えっ!?どうして?今回のコレが事情聴取会じゃないの?
かべおは冷ややかに言った。
「いいえ、今回はあくまでヒアリングです。通常、このヒアリングを元に担当部署で会議を開き、問題ありと思われる業者に通達した上で、後日開かれる事情聴取会に出向いてもらうことになります。あもじやさんの場合、すでに聴取会への出席が決定しました。」
なんと!普通は、今回のヒアリングを元に決定する聴取会への出席が、すでに決まっているというではないか!
私は、ここで食い下がった。
「おかしくないですか!?どうしてヒアリングの前に、そんなことが決まっているのでしょう。担当部署でキチンと話し合われたのですか!?通常の流れから逸脱してませんか!?」
かべおはこの反撃に、少々ろうばいの色を見せた。
「いやっ、その‥、あもじやさんの場合は、特に悪質で問題あると思われるので‥」
その後はどんな反論をしても「すでに決まったことだから」の一点張りであった。
ビルを出て、帰りの電車の中で私は考えた。
「何かヘンだぞ‥。」
そう、明らかに、きな臭いかおりがプーンと鼻につくのだ。
数日後、私の元に連絡が入った。正式に事情聴取会への出席を求める電話が、かべおからあったのだ。
そして、私はある行動をとることになる‥。
------------------------------------
聴取会へは出席するつもりであった。ただ、その前にシュトコー、「社団法人首都圏不動産公正取引協議会」なるものについて、調べておく必要があった。
私は、知り合いの不動産屋や、所属する不動産協会、そして、上部機関である公正取引委員会へも電話をして、今回のいきさつを話し、説明を求めた。
それでわかったこと‥、それは、今回シュトコーの取った手続きは、あきらかに通常の手順を無視したものであるということ。そして、ビックリの事実も判明した。
聴取会に出席するシュトコー側の構成メンバーを聞いて私はおどろいた。その数ざっと30名。なんとそのほとんどが、現役不動産屋だという!
てっきり数名のシュトコーのお偉方3、4人を前に行うと思っていた私が甘かった。そしてそのほとんどが同業者とは‥。
「なるほど‥」
私には、思いあたるフシがあった。
一番最初「ぬりかべお」をから電話があったとき、彼は言った。「おたくが配っているチラシの表現に問題があるのではという、匿名の投書がきました。」と。その匿名の輩は、ごていねいにも、私がまいたチラシのコピーをファックスでシュトコーに送りつけたという。
その時の会話を思い出してみた‥。
(私)
「チラシを見てもらえばわかると思いますが、当社は消費者のためになることをやっているのに、そのあたり理解してもらえないのでしょうか?」
(かべお)
「匿名ですけど、今回の投書は同業者ですね。」
そう、あの時かべおは、「不動産屋が送りつけてきた」と言ったのだ。
チラシは千葉市内しかまいていない。ということは市内の同業者で、「あ」屋の営業スタイルを快く思っていない人間が、わざわざシュトコーに投書したことになる。
そして、本来であれば、ヒアリングを元に行われる会議で決定する聴取会への出席が、勝手に決まってしまったということは、ある事柄を私に連想させた。ホントだとすれば許されない事実だ。
------------------------------------
そのとき私が感じたのは、投書をしたという業者が、実は、聴取会のメンバーではないかということだ。そして、そのメンバーは、「ぬりかべお」と協力して、「あ」屋そうさに痛い目を合わせてやろうとしたのではないかというシナリオだ。
その時に交わされた会話を勝手に創作してみよう。
●チクリ業者
「やあ、かべおくん、元気かね。ちょっと、このチラシ見てよ。ウチのエリアへまかれたものだけど、生意気なこと書いているんだよね。ちょっとシメ上げたいから、聴取会へ呼んどいてヨ。」
▲かべお
「○○さん、またソノ手ですか?しかたないナァ、○○さんにはお世話になってますからね。段取り組んでおきますよ。へっへっへっ‥」
最後の「へっへっへっ」は言ってはいないと思うが、多かれ少なかれ、このような「陰謀」が仕組まれたと考えられるワケだ。
本来であれば、かべおは私からのヒアリングを受け、まず事務局内で話合わなければならないものを、そこを飛びこえ、聴取会メンバーであり、ちょこっと?権威のある、不動産会社社長の鶴の一声で、聴取会への出席通達を私にしたという推理だ。
こうなったら、直接「シュトコー」の事務局長に問いただしてみるしかない。
電話に出た事務局長は、さすが代表だけあって、話のわかる人であった。
「分かりました。事実関係を調べてみます。」
それ以来、かべおから電話が来る事はなくなり、相手は事務局長となった。
数日後、電話をとると、「申し訳ありません。どうやら当方の審査の手順に手違いがあったようです。ただし、改めて会議にかけた結果、あもじやさんには、聴取会に出席してもらうことになりました。」
まあ、関係者の立場を考えれば、出席に変更がないことは当然であろう。ただやはり、正常な審査が行われなかったことは、これでハッキリした。
そして、その日はやってきた。私は、聴取会に出席するべく、「社団法人首都圏不動産公正取引協議会」へ向かった。
------------------------------------
「シュトコー」に着いた私は、いきなり事務局長と、担当の「ぬりかべお」と対面することとなる。
まず、事務局長さんが、今回の「わび」を入れてきたことは、オドロキであった。となりでかべおは平謝りである。異例中のできごとだったのか、私のように、不思議に思って、問い合わせることが珍しかったのか。いずれにせよ、悪い出だしではない。少々私の心も落ち着いた。
しかしっ‥!!
この後とんでもない展開になるとはっ‥!!ちょっとは予想していたケド‥。
重い扉を開け、会議室に入った私は、さすがにたじろいだ。
コの字型に組まれた机に、いかつい顔したオッチャンたちが、ずらっと総勢約30名!想像していた以上に、ものすごい圧倒感だ。このほとんどが海千山千の不動産屋の社長だ。古き良き時代、昭和の怪物たち‥。あのバブル崩壊にも屈っせず、生きながらえた輩たち。相当の財力・権力・コネクションを持ち合わせた連中なのであろう。
刺さるような視線を感じながら、私は席に着く。ポツンと前に私ひとり。それをグルっと取り囲む、オッチャン連中。まさに針のむしろ状態‥。イタッ!イタッ!(針がささってアゲる悲鳴)
司会と思われる男が切り出し、聴聞会は始まった。
まず、私にマイクが向けられ、弁明を述べよという。
私は、他意がなかったものの、チラシ上に誤解のある表現があったことをわび、今後気をつけるという、あらかじめ、用意してきた考えを述べた。というより、これくらいしか言いようがないので、仕方がない。
オッチャン連中からの質問が始まった。
「オタクは営業始めてどれくらいたつんだ?」
「従業員はどれくらいいるんだ?」
聞かれた質問に答えているうちに、妙な発言が増えてきた。
「前は教師をやっていたというが、どうして不動産屋になったんだ?」
「このやり方で、これまで一体いくら稼いだんだ?」
明らかに質問が、興味本位になり、本来の趣旨からズレてきている‥。
そしてついに、ひとりの社長がキレた!
「だいたいオタクのような今どきの業者が、いい加減な商売やっているんだから、こちらまでトバッチリを食うんだ!」
「!!!???」
私は声を失った。完全に会は、新人業者イジメと様変わりしているではないか!
果たして「あ」屋そうさ、この修羅場をくぐりぬけることができるのか!?
------------------------------------
ここに出席している不動産屋の面々は、手弁当で役員をしているくらいだから、きっと悪い人たちではないだろう。十分な経験と実績をつんできたからこそ、お声がかかり、不動産に関して、助言・指導する立場の役をもらっているのだと思う。
しかしっ!!‥
なんといっても、品がない!そして、言葉使いが悪い!
私は、常日頃、人をみる物差しとして、その人の持つ「品性」と「言葉づかい」に気をつけている。いくら仕事ができて、大金を稼いでいても、この二つをかね備えていないと、人間としては魅力に欠けると思っている。
ホリエモンが逮捕されて久しいが、私は彼のことがあまり好きではなかった。悪手をふんでの業績アップだったので、今となっては問題外であるが、テレビに映る彼には残念ながら、品がなく、言葉づかいも決してほめられたものではなかった。あれでは王道を行っていても、いつか足をひっぱられてしまったことだろう。
‥聴聞会での陰湿な質問は続いた。
古い体質の不動産業者にとって、「あ」屋のように、店舗や人員をかかえず、浮かせたコストを仲介手数料の割引に還元するという、新手のビジネスは、理解できないものであり、ただただ、腹ただしいものにしか映らないのである。
不動産屋にとって、仲介手数料は生命線であり、命綱である。「売買価格×3.15%+6.3万円(税込)」は、死んでもゆずれない公式である。ましてや古い体質で、店舗や人をかかえている業者ほど、手数料は満額もらって当然であり、その割引など、死んでも理解できないことなのである。
ついにたまらなくなり、私は思わず、彼らの言葉をさえぎった。
「ここは一体なんの場でしょうか?私は今回当社がまいたチラシに、誤解をまねく表現があり、そのための指導を受けるために来たと認識していますが、皆さんの発言を聞いていると、主旨が当社の営業スタイルについて、ケチをつける場にすりかえられているように感じますが!」
孤立無援かと思われたのだが、そこへ思わぬ「援軍」が入ることになる‥。
------------------------------------
それに続いて、思わぬ「声」があがった。
「確かにあ文字屋さんのいう通り、聴聞会の主旨から話がずれているようです。広告上の表現のありかたに論点をもどしたいと思いますが‥。」
おおっ、初めてのまともな意見!
この発言をしたのは、不動産屋ではなく、本家本元の公正取引委員会の人間であった。実はさりげなく、上部組織の人間が、聴聞会に立ち会っていたのであった。
そもそも、この聴聞会というものは、消費者をだまそうとする悪徳業者に警告を与える場であるのに、「あ」屋の営業スタイルまでにケチをつけられたのではたまったものではない。
その後は、形ばかりの問答が続き、あえなく会は閉幕となった。
今となって思うに、ホント不思議な組織である。
「あ」屋は消費者をだますどころか、経費をカットし手数料を還元するなど、地道にガンバッテいる個人レベルの小さな会社だ。大会社の社長ともあろう方々が、ムキになってつぶしにかかるなんて、なんて暇な組織でしょ‥。
ただ、今後は「あ」屋もこのままではなるまい。変革の時期を迎えていることは確かだ‥。
(続きへ)